気楽に生きたい人の日記

日々悩んでたりすることを吐き出します。

映画「ウォーレン・バフェット氏になる」を見た感想。

Amazonで映画「ウォーレン・バフェット氏になる」を見た。内容は投資で有名なウォーレン・バフェット氏に関するドキュメンタリー映画で、彼の人生を本人や家族、近しいビジネスパートナーへインタビューしたもの。見たきっかけはTwitterでフォローしている方が紹介していたから。投資に興味があって株式投資もしているので、名前は知っていたがどういう方かはよく知らなかった為ちょうど良い機会と思って視聴。ちなみにprime特典ではない。ちゃんとお金を払った。確か400円。感想として投資に関することよりも彼の人生を追体験できたのが良かった。ドキュメンタリー映画をまともに見たのは生まれて初めてかもしれない。バフェット氏は20歳そこそこで奥さんと結婚し子供を3人設ける。そこから順風満帆に進むかと思いきや、奥さんと別居(?)。これは知らなかった。そして妻の友人のアストリッドと共に暮らしている。これも知らなかった。後に70歳ぐらいの時にアストリッドと結婚。最初の妻の死後、自分の財産の半分をビルゲイツ財団へ寄付。さらに残った資産も子供達が運営する慈善団体へ寄付。「自分の人生は楽しかった。死んだらどうなるかはわからないが、これからも人生が楽しみだ」という風に語っていたのが印象的だった。現時点で自分の人生を振り返った時に、「人生が楽しかった」って言えるのが凄く羨ましい。そういう風に私は言えない。映画の中で、過去を振り返る場面で笑顔の家族写真が度々映るんだけど、これも羨ましい。私は成人してから自分も、家族の写真も1枚もない。しかも独身だから写真を撮る機会もまったくない。後は苦しみながら病院かアパートで孤独死するだけの人生だ。バフェット氏は妻を先に無くしてしまい、寄付を決意するんだけど、現在の彼はそれを乗り越え、受け止め、前向きに生きているように見える。いい歳の取りかたをしているように思えた。羨ましい人生だ。私は収入的にも結婚できるレベルではないし、もう子供を作れるような年齢でもない。いい内容の映画ではあったが、虚しさに心を支配されてしまった。若い方、もしくは既婚者の方にとっては興味深く、参考になる映画だと思う。私のような底辺独身は見ない方が精神衛生上良いと思う作品であった。